アートがつなぐ幸せの輪

2024絵と言葉のチカラ展 NOBUKO賞 受賞作品「日向の風」
https://www.nobuko-art.com

Message私の想い

普段から小児病棟でのボランティア活動を続ける中で、「NOBUKO基金」という存在を知りました。
この基金は、河合伸子さんの遺志を受け継ぎ、困難を抱える子どもや家庭を支援するために設立されたものです。その理念に触れ、人々に癒しや希望を届ける活動に深く共感しました。

その後、「絵と言葉のチカラ展」に出展する機会を得て、幸運にもNOBUKO賞を受賞しました。
この受賞を通じて、自分の絵が誰かに癒しや希望を届ける可能性があると強く感じました。
また、共感していたNOBUKO基金の理念と自分の表現がつながったことが大きな励みとなり、「自分の絵を通じてもっと多くの人々を幸せにしたい」という思いがさらに明確になりました。

これをきっかけに、絵を通じて多くの人々に癒しと温かさを届けるための本格的な活動を始めました。アートには心を支え、喜びを生み出す力があると信じています。その力を一人でも多くの人に届けることを目標に、これからも創作を続けていきたいと思います。

山下裕二氏 評

可憐な少女の表情がいい。視線はちょっと宙を泳いでいるようで、手に持つタンポポ?の花を見ているような、見ていないような・・・・。
その少女の顔と手の表情を際立たせるために、衣服の描写がリアルになりすぎていないのもいい。
背景の抽象的な色面も効果的である。言葉のほうは、なんだか意味深だ。
「なににもなっていない頃 ゆめと記憶の片隅の 日向の風は ほほをかすめて 流れうつろう」
これは作者が少女の頃のかすかな記憶を反映しているだろうか。授賞式で聞いてみたいと思う。

推薦人 河合昭氏 評

NOBUKO賞は、こどもの姿が生き生きと捉えられ、人として豊かに育てられることが予感させられると同時に、言葉によって,監賞者をさらに奥深くまで導き入れる作品を選定することにしている。
渡邊由美さんの《日向の風》は、光輝くように描かれたこどもの姿と、さらには絵画作品と一体化した詩文が内面を浮き上がらせているのではないか。何かホッとさせる作品である。

profileプロフィール

アーティスト名
Yumi Watanabe(アトリエYW)

愛知県名古屋市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術学科を卒業し、学生時代からアートを描き、現在は仕事とアーティスト活動を両立し、創作を通じて多くの方に癒しや喜びを届けることを目指す。

経歴

1989 年名古屋造形芸術短期大学造形芸術学科 油彩コース卒
2019 年京都造形芸術大学芸術学部芸術教養学科卒

活動歴

2022 年改組第9回 日展 初出品初入選
2023 年TERAVARNA TALENT PRIZE AWARD PORTRAIT
International Juried Art Competition
2023 年TERAVARNA TALENT PRIZE AWARD FIGURATIVE
International Juried Art Competition
2024 年第3回 絵と言葉のチカラ展 NOBUKO賞 受賞
2024 年ホキ美術館 第3回 プラチナ大賞展 入選
2024 年絵と言葉のチカラ展 東海ゆかりの作家展 展示 ギャラリーかんしょ
2024 年こどもを描いた作品展 展示 ギャラリーかんしょ
2024 年大須@ART COMPLEX 2024 展示 ギャラリーかんしょ

ArtCollection作品集

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